God dag. Hvordan har du det?
11月に有給をとって北欧のノルウェーに行ってきたワイです
今回、ノルウェーの首都オスロと北極圏の都市トロムソに行ったのですが、旅の最大の目的はトロムソでオーロラを見る事でした
結果から言うと2日間現地のオーロラツアーに参加したうち、2日間ともオーロラを見ることができたので、結構な数の写真を撮ることができました
なので、今回のブログでは撮影に使った機材とか設定とかをご紹介したいと思います
トロムソへのアクセスやかかる金額など
そもそもトロムソってどこ?
トロムソは地図で言うとこんな感じで、ノルウェーの中でもかなり北の方に位置しています
トロムソはノルウェー北部の文化の中心地なので「北のパリ」ともよばれている、北極圏にある都市では二番目に栄えている都市です(ちなみに一番栄えているのはロシアのムルマンスクという都市だそうです)
どうやって行くの?
わたしが調べた感じでは、日本からの直行便はトロムソへの便はもちろん、オスロへの便もありませんでした(2015年11月調べ)
なので、まずは日本からヨーロッパのどこかに飛んで、オスロへ乗り継いで、オスロからトロムソへ乗り継ぐってのが恐らく一般的なんじゃないかと思います
ちなみに私は福岡 > アムステルダム > オスロ > トロムソのルートで移動しました
行くのにいくらくらいかかるの?
私がノルウェーに行ったのは11月でした。
この時期は旅行の閑散期の為、結構安い金額で旅行に行ける場合が多いです(出発の曜日や旅行先にもよります)
航空券とホテルはExpedia、現地のオーロラツアーはVeltraで申込をしました
航空券代
今回かかった航空券代は往復で一人当たり
- 福岡 – オスロの航空券 80,400円
- オスロ – トロムソの航空券 26,380円
いずれも、燃油チャージや空港税を含んでなので、単純に航空券代だけだと、106,780円程
ホテル代
ホテル代は12000円@一泊くらいでした(私たちが泊まったホテルはツインルームで一泊24,000円程度なので一人分はこのくらい)
現地ツアー代
現地オーロラツアーが一晩15,000円位かかります
かかった金額のまとめ
私たちがトロムソに行ってオーロラツアーに参加する為にかかった金額をまとめると
- 飛行機代 約107,000円
- ホテル代 約36,000円(3泊1名あたり)
- オーロラツアー 約30,000円(2回参加)
の合計で約173,000円でした
※トロムソだけに行ったわけではない&食費は別(物価はめちゃくちゃ高いです)なので旅行全体にかかった金額としてはもうちょいかかってます
オーロラツアーとかのちょっと特殊なツアーの場合、旅行会社が販売しているパッケージだと結構お高い金額(軽く調べた感じ閑散期でも一人30~40万程度)のものが多かったです
最低限旅行中に空港やホテル、レストランでの会話や案内板を読めるなどの英語が出来る方は自分で手配していけば、滞在日数や時期にもよりますが食費まで入れて20万円台で行けるんじゃないかと思います
オーロラツアー参加時の服装、装備について
「オーロラツアー」とか「北極圏」とかって言葉から息も凍るようなマイナス数十度の極寒の世界を想像するような方も多いんじゃないでしょうか
私たちが行ったノルウェーのトロムソはメキシコ湾流のおかげで北極圏にある同じくらいの緯度の地域と比べると温暖なんだそうです
実際、私たちが参加した11月中旬のオーロラツアー中で一番寒かったときでも-2℃位だったので、下手したら北海道とか東北の冬の方が全然寒いんじゃなかろうかと思います
とはいえ、現地の人から聞いた情報では例年の11月はもっと寒いとの事でしたので、以下のポイントを抑えて服装や防寒用具を揃えて行かれる事をおすすめします
アンダーウェア(下着)
直接肌に接している下着はファストファッション系のブランドのものではなく、アウトドアブランドやスポーツブランドの暖かくて速乾性の高いものを選ぶ事をおすすめします
オーロラ鑑賞で外にいるうちは汗をかく事はないと思いますが、移動するバスの中は暖房がガンガンに効いているので、汗をかく事もあります
汗が乾かないままバスの外に出ると非常に寒いので「暖かさ」+「速乾性」ているアウトドアブランドやスポーツブランドのものがいいと思います
中間着
アンダーウェアとアウターの間に着る中間着は空気を多く含むことができるフリースやインナーダウンなどを重ね着する事がおすすめです
一枚で分厚いやつでもダメではないのでしょうが、何枚かの服を重ねた方が服と服の間に空気の層が出来るのであったかいのと、バスの中と外で大きく気温が違うので、脱ぎ着して調整出来るので便利です
私はシャツとフリースとインナーダウンを重ね着しました
アウター(上着)
アウターはダウンジャケットなどの保温材がしっかり入っていて防風性の高いものがいいと思います
その他の装備品
- 手袋:5本指のものよりミトンの方が暖かいので出来ればミトンの方がいいと思います
- ネックウォーマー:首周りの防寒+寒い時には顔までカバー出来るので、ネックウォーマーは持って行った方がいいです
- 靴:足下が寒いと全身寒く感じるのと、雪の上を歩いて鑑賞ポイントに行く必要があるかもしれないので、出来ればスノーブーツがいいと思います
オーロラツアーの服装や装備品のまとめ
一番外に着るアウターだけいいやつにするのではなく、外と移動中のバス内の温度の差が大きいので、脱ぎ着をして温度を調整出来るよう、何枚かの服を重ね着するのがいいと思います(その方が暖かいですし)
また、下着はファストファッション系のブランドではなくアウトドアブランドやスポーツブランドの暖かくて速乾性の高いものにしておく事をおすすめします
ツアー会社によってはアウターを貸してくれるところもあるみたいなので、装備に不安がある方は申し込んだツアー会社にレンタルがあるか確認してみると良いのではないでしょうか
撮影機材
撮影に必要(おすすめ)なものはざっと挙げると以下のような感じです
- マニュアル撮影が出来るカメラ
- F値の小さい広角レンズ
- 三脚
- リモートレリーズ(ない場合はセルフタイマーでも可)
参考までに私が今回の旅行で使用したオーロラ撮影の機材は以下のものです
- カメラ:Canon EOS 6D
- レンズ:SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
- 三脚:Velbon ULTREK UT60
- リモートレリーズ:なし(鞄にTC-80N3を入れていたはずが見つからなかったので、セルフタイマーで撮影してました。ちなみに今も見つかってません)
撮影機材についてのまとめ
カメラは手袋を付けたままでもある程度操作しやすいってのを考えるとミラーレスカメラよりはデジタル一眼レフカメラの方がいいと思います
レンズについてはオーロラ撮影は基本的には周りの景色とオーロラを一緒に撮影する形となると思うので、長いものではなく短いレンズで、なるべく明るいもの(F値の小さいもの)がいいと思います
三脚はもちろんしっかりした大きくて重いものに越した事はないですが、荷物が重くなるので、重くても頑張って持って行くか、荷物をコンパクトにするため小さくて軽いものを持って行くか、持って行く方のご判断になるかと思います
ちなみに、私たちが参加したツアー会社ではレンタル三脚も用意されていたようですので、持って行くのがめんどくさいorもっていないって方は予約時にツアー会社へ聞いてみてはいかがでしょうか
撮影時の設定
カメラやレンズの性能や、オーロラが動いているやつなのかあんまり動かないやつなのかで細かい設定は変わってくるかと思いますが、一番はじめに基準として「この位の設定で撮ってみたらいいですよ」とオーロラツアーのガイドさんに聞いた設定は以下の通りです
- ISO: 800
- シャッタースピード: 15秒
- 絞り: 解放
- ホワイトバランス: オート
- フォーカス: マニュアルで無限遠
- 手振れ補正: OFF(カメラやレンズに手振れ補正がついている場合)
撮影の設定についてのまとめ
まずは上記の設定で撮影してみて、暗ければISOを上げたり、シャッタースピードを遅くしたりして調整、オーロラの動きが速い場合はシャッタースピードを速くしてISOを上げるなどの調整をしてみると良いのではないかと思います
また、なかなかオーロラの撮影に行ける機会もないと思いますので、出来ればjpgではなく、ホワイトバランスなど細かい調整を画像の劣化なしにじっくり出来るRAWでの撮影がおすすめです
まとめ
いかがだったでしょうか?
一生のうちに一度はオーロラを見てみたいと思われている方も多いと思います。
オーロラが有名なところと言えばカナダのイエローナイフやフィンランドのロヴァニエミが有名ですが、ノルウェーのトロムソも北極圏としてはそれほど寒くない中(それでも寒いですが)オーロラを見ることができるので、旅先の候補にしてみてはいかがでしょう?
せっかくなので撮影した写真を以下に何枚かあげておきます
もし、ノルウェー旅行についてご興味がある方は私が個人的に書いてるブログもチェック頂けると何かの参考になるかもしれません
ちなみに中学のときの社会の先生からノルウェーとスウェーデンの位置の覚え方は、上に乗ってる方がノルウェー(乗る上)と習いました